東洋思想から見る運勢
わたしと、ずーっと運勢
(ブログの登場メンバー)
「チンパン」 ブリージングメソッドを分かりやすく伝えるため、日々猿知恵を絞っている。
「杏子(あんこ)」 長年にわたってチンパンの問答相手をつとめる。もはや腐れ縁と諦めているようである。
「虎徹(こてつ)」 ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペット・柴犬オス。
記事を知的でキュートなコメントで締めてくれる。
「ブリージングでは、
『食を慎むと、夢がかないやすくなったり、運が良くなる』と教えているそうですが、その理由を教えてください。
スーパー食いしん坊」
「古久澤先生は、
『今まで断食中に願ったことは、ことごとく実現してきた』
っておっしゃているよね。
理由は、断食は体操しなくても変性意識状態に入れるメソッドだから。
固い心じゃ、夢はかなわないもんね。心が緩んだ時に、色んなモノとつながりやすくなっちゃう」
「断食で変性意識に入りやすくなるのは、医学的にも理由がある。
外部から栄養を補給できなくなった身体は、今までため込んでいた脂肪を燃やして、エネルギーに変える。
脂肪を分解するときに、ケトン体という化学物質が発生する。このケトン体が脳に変性意識状態をもたらす。
この原理を活用した、絶食療法と言う、心身症を治す治療法がある。
民間療法ではなく、れっきとした病院=心療内科でも使われている方法」
「ミステリ作家の夏樹静子が、心身症から来ている腰痛を、絶食療法で治したのは有名だもんね。
それまで何をやっても治らなかったのに、短期間で完治。
まさしく食を慎むことで、『病氣治し』って夢がかなっちゃった」
「ただし変性意識状態には、諸刃のリスクがある。
断食中によからぬことを考えている人は、マイナスが実現しやすい。
たとえば食べ物のことばかり考えていると、断食後の反動でドカ食いして、体調を崩したり、かえって太ったりしやすい」
「食を慎むと、夢がかないやすくなるのは、消化器の疲れが取れるからでもあるよね。
現代人は、過食でいつも胃腸が疲れて下垂している人だらけ。
その状態で夢をかなえようとしても無理。生命エネルギーが足りないから。
命とは、『胃の血』って意味だもんね」
「そのとおり。胃が弱っていると、他の内臓も総崩れになる。
胃が丈夫だと、他の内臓も元氣になって行く。
漢方の五行システム=木火土金水(もっかどこんすい)で考えても、胃=消化器は重要」
「まず木(もく)は立ち上げる力。夢も仕事も健康も、『はじめの一歩』を踏み出さなきゃかなう訳がないもんね。
立ち上げる力は肝臓の力。
そして立ちあげたモノを燃やす情熱も必要。これは火(か)=心臓の力だよね。身体が冷えている人は、燃やせないんだよね」
「燃やした次は、練り上げることが必要。これが土(ど)=消化器(胃腸)の力。練り上げることで、別のモノに変質させて行く。
消化こそ錬金術。口から入れた異物を、我が血肉に変えて行く訳だから。
これは夢や仕事にも共通すること。
つまり、インプットしたモノを自分のモノとして消化し、価値あるアウトプットをすることで成功できる。
トランプのダイヤのカードも金運を表す」
「ダイヤは土から出てくるもんね。ダイヤのカードは土のエレメント。
ここまで練り上げて育った夢を、固めて現実にするのは金(こん)=肺の力。
最後にかなった夢を全て流してリセットするのは水(すい)=腎臓の力だよね。水に流す力を司るのは腎臓だから。
リセットするから、新しいサイクルに入って行けちゃう。一つの季節が去ると、また新しい季節が巡ってくるのと同じだよね」
「五行は宇宙のシステム。だからこのシステムに乗っかると、何でも上手く行く。
そして夢をかなえるには、身体(内臓)の協力が不可欠なことがよく分かる。人が身体を持って生きている以上、当たり前の話。
五行システムについて全部詳しく触れて行くと、いつまで経っても終わらないので、今回は消化器の話に集中」
古久澤先生のメルマガとブログには、宇宙のシステムの秘密が満載。
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のメルマガはこちら。
「ヨガでも、ミゾオチ=胃の近くの位置に、マニプラチャクラがあるってされているもんね。
マニプラは『宝石』って意味。このチャクラが開いていると、消化吸収する力が抜群に高まっちゃう。
消化とは食べ物だけじゃなくて、情報やメソッドなどを自分のモノにする学習能力も意味するよね。
コミュニケーション力もアップ。コミュニケーションを支えるのは『感情』。マニプラチャクラは感情のチャクラだもんね」
「過食や緊張で、ミゾオチが固くなっている人は、マニプラチャクラも閉じている。
古久澤先生は『私のチャクラが開いているか見てください』と人から時々頼まれると言う。
しかし、実際のボディのチャクラ周辺が固くて動きが悪い場合は、まず間違いなくその部位のチャクラは閉じているとのこと」
「わざわざ人に聞かなくても、自分の身体に聴けば、答えは明確って訳か。
身体をほぐし、整えることで、チャクラも少しずつ開けて行けるもんね。たとえばミゾオチを緩めるには、按腹(あんぷく)が有効。
古久澤先生の著書『しあわせを引き寄せるカラダ』のP38~39にも紹介されているメソッド。
ミゾオチには神経叢(しんけいそう)が密集していることもあって、全ての感情が集まって来ちゃう。
悩みやストレスなどの、マイナス感情もミゾオチに集まってくるんだよね」
「食べすぎるのは、ミゾオチの緊張を緩めたいという無意識の欲求。
ヨガでは、『ミゾオチが固いとイジワルになりやすい』と言われている」
「イジワルすることで、息が吐けて、ミゾオチが緩むからだよね。
でも、過食もイジワルも、いずれ自分に帰ってくるから、按腹で緩めた方が賢いよね。
やり方は簡単。正座で軽く膝を開いて、親指を除く両手の四指の指先を、ミゾオチに当てちゃう。
息を吸いながら軽く身体を反らせ、
息を吐きながらお辞儀。すると自分の体重で指先がミゾオチに入っていく。
これを何回か繰り返すと、ミゾオチが緩んじゃう」
「欠伸が出るのが、この体操の止めどき。頭が疲れている人ほど欠伸が出やすくなる。
ミゾオチが緩むと、眉間が開く。
ミゾオチが固い人ほど、眉間が閉じる。
人相学では、眉間を一番重視する。眉間が閉じていると、確実に運が悪くなる」
「眉間が閉じると、キツイ顔になるもんね。顔は人に見せるモノである以上、運氣に影響して当たり前だよ」
「ミゾオチには、全ての健康を損なうモノが集まる。
だからミゾオチを柔らかくすることは、健康法の基本でもある」
「他に胃腸を元氣にする体操と言えば、定番の正座仰向け万歳だよね。
疲れて下垂していた胃腸が、肋骨と一緒に上がっちゃう」
「ウエスト=肋骨と骨盤の間には、指四本分が楽に入ることが望ましい。
入らない人は、若い時よりも、身長が縮んでいることを意味する。
当然不調も出やすくなる。
そしてウエストが縮むほど運氣も落ちる。
胃腸と肋骨を上げることは、そのまま開運法、運氣上昇法になるのである」
「特に夏場は、冷たいモノの飲み過ぎで、胃腸が冷えで疲れちゃい勝ち。
だからフクラハギが固くなりやすいんだよね。
フクラハギは消化器の状態を表すし、第二の心臓でもあるもんね。
夏は心臓の季節だから、その意味でもケアが大事」
「特に足首周辺が固くなりやすい。エアコンの冷えが下から入ってくるためでもある。
冷えると、アキレス腱周辺の筋肉が縮む。
その結果、足先の血行が圧迫され、ますます足先が冷える」
「解消には、左足首の上に、右の足首をクロスさせて正座するのがいいよね。
自分の体重で、アキレス腱周辺の筋肉がほぐれちゃう。
余裕があればお尻を小さく左右に振ると、ますます圧がかかるよね。
しばらくやってからお尻を持ち上げると、ドバッ!と血が流れてきて、足先がポカポカ暖かくなっちゃう」
「右足首を重ねる位置をフクラハギにすると、同じ要領でフクラハギもほぐせる」
「太腿裏側も大事だよね。ここはモロに心臓。夏はどうしても心臓に負担がかかっちゃう。
その結果、太腿裏側の筋肉=ハムストリングスも凝り勝ち。
太腿裏は呼吸器、汗のラインでもあるから、しっかりほぐしたいよね」
「ハムストリングスを伸ばすには、片足ワニのポーズが良い。
仰向けに寝て、タオルを片足の足裏に引っ掛けて、正中線に沿ってに上げて行く。
膝は真っ直ぐで、踵は直角に突き出す」
「太腿裏を伸ばすには、長座前屈もいいけれど、身体に歪みがあると、膝が浮いちゃうもんね。ハムストリングスへの刺激が逃げちゃう。
前後開脚も効くけれど、身体が固い人は、まず片足ワニのポーズから始めた方が無難」
「更に足を右、左に倒して行くと、内腿、外股のラインも刺激できる。
太腿の内側は尿、外側は大便のライン。そして前側は消化」
「脚足は『露出せる内臓』だもんね。
内側、外側に倒した後は、まっすぐに上げやすくなるもんね。
それだけハムストリングスが伸びてきたっていうこと」
「アスリートで、ハムストリングスを重視する人は多い。
しかし、胴体=背骨や骨盤と無関係にハムストリングスだけ鍛えても、パフォーマンスは余り向上し難い。
片足ワニのポーズは、胴体との連動の中で、ハムストリングスを刺激してくれるのでおススメ」
「夢をかなえやすくするためには、食を慎んで、身体の根っ子である腸をキレイにすること。
そして夢を現実にする=地に足をつけるためには、脚足を整えることが大事ってことだね」
「そのとおり。全ては身体に表れる。オンショウゲンアクアクソワカ~!」
(虎徹のワン!ポイントコメント)
ブリージングスタッフ・ふぐじろう先生のペットの虎徹です~。
写真は『待て!』の最中に、食べ物を目の前に出されても、プイッ!と拒むボクです。
人も犬も食に対する慎みというモノが大事です。
ブリージングの小食・断食開運法は、江戸時代の水野南北の粗食法から大きな影響を受けています。
南北自身が人相も運勢も悪かったんですが、食を慎むことで、運命を改善。
しあわせな晩年を迎えることが出来ました。
小食にすることは、天に貯金をするようなものです。
反対に美食、大食をしょっちゅうやっていると言うことは、他人の分まで自分が取っているということ。
奪って生きているのと同じです。
運が悪くなるのは当たり前でしょう。
自分の目先の欲望は慎んで、人に回している人は、天地も応援してくれます。運もよくなり、夢もかないやすくなっても不思議はありません。
今日の記事で、チンパン君たちが紹介していたのは、氣功で言えば小周天的な内容です。
つまり、まず自分を整えること。もちろん、これはこれで大切です。
水野南北が説いたのは、自分と世界とのつながり=大周天の世界です。
背景にあるバックボーン、世界観で、生き方のスケールが全然違ってきます。
次第に大周天の世界に目覚めて行きましょ~。
(つづく)
運勢がもっと評価されるべき5つの理由
【恋愛の格言】
元気を出しなさい
今日の失敗でなく
明日訪れるかもしれない
成功について考えるのです